馬喰横山は落ち着いた街であるため、焼肉店は接待で利用されることが多くなっています。健康面にも配慮して野菜メニューにもこだわっている店も多く、肉だけではない楽しみもあります。

馬喰横山は東京駅からすぐの場所にあり、派手さはない街ですが、落ち着いた雰囲気があります。やや高めの年齢層の方々が仕事で利用することが多く、繊維関連の問屋や専門店が並んでいます。もしかすると、東京都内在住という方であっても、この街を訪れたことがないという方は多いのかもしれません。最寄りの駅は、都営地下鉄やJR東日本の駅の路線へ乗り換えができるので、便利な印象もあるでしょう。1日の乗降客数は新宿線内の中では第三位となっています。



馬喰横山の焼肉店を見ていると、やはりこの街を利用する層に好まれるような店が多数あります。店の多くは馬喰横山駅周辺800メートル以内にあり、徒歩10分以内を想定して店舗を構えている店が多数であることが分かります。一般的に飲食店は駅からすぐの場所を選びたくなりますし、離れていても徒歩10分までを許容範囲とする方がほとんどだからです。やはり、徒歩15分くらいになると遠い印象があり、最寄り駅からさらにバスに乗って移動することを選ぶ方も増えますし、遠いのでその店ではご飯を食べないと考える方も当然います。

この最寄りの駅周辺10分以内の場所にある焼肉店は、40軒ほどありました。徒歩10分といっても、方角を問わないので半径にするとかなり広範囲となります。どの店も写真から伝わってくるのは、焼肉店らしく、贅沢な肉をお客様に提供しているという点です。しっかり厚みのある国産和牛は見るからに柔らかく、とろけるような味わいという言葉がピッタリときます。元々脂の乗った和牛であれば、当然焼き過ぎないことがポイントであり、裏表をじっくり焼くのではなく、強火でサッと焼いて、肉汁が出ていかないようにすることがおいしい焼き方のポイントといえます。

肉汁が外に出ていってしまうと、おいしさそのものが外に出ていってしまうので、本来のおいしさがどうしても何割か減ってしまうのです。それでも高級和牛のおいしさを感じられると思いますが、本来の味はその程度ではないといわれるのも無理はありません。焼き方にこだわることで、これまで食べている高級和牛もさらにおいしく食べられるのは事実です。そのため、店によっては親切に焼き方を簡単であっても教えてくれるところがあります。もし、そのようなアドバイスがない場合でも、スタッフに相談するとある程度のレクチャーはしてくれるはずです。

馬喰横山の焼肉店は、気軽に入ることができるお店というよりも、そこそこの価格帯もしくは、やや高めの価格設定のお店が多い印象があります。そのため、提供される肉はレベルも高く、肉質も高いものばかり。おいしいものを食べなれている客層からも満足できる内容だと絶賛している声が多数あります。馬喰横山の焼肉店はそのため、飲食店を探す人気サイトでも高評価の店を多く見かけます。やはり、焼肉で使う肉は海外からの仕入れではなく、国内産にこだわり、産地や仕入れ先のこだわりがある店が多いからでしょう。「国内産」だと安心するという方が多いのですが、国内といっても北から南まで幅広いですし、飼育方法もそれぞれ違います。できれば、ある程度絞った産地もしくは、仕入れ先を限定している馬喰横山の焼肉店を選ぶことがおいしく食事ができる店選びの指標となるはずです。



基本的には肉質にこだわることは当然ですが、希少部位の仕入れがあったり、人気のあるホルモンや生肉メニューが提供される店は、メニューの選択肢も多いので、さらに食事を楽しめることはいうまでもありません。誰と一緒にいくかによって、店の選び方も変えてみる。一緒にいく人が喜びそうな店選びも、今の馬喰横山の焼肉店の店舗数であれば実現できるでしょう。